
川棚町では、『みんなの「やりたい!」を応援するまち』というコンセプトのもと、「やってみたい!」の熱意を街全体で面白がり、支え合えるような応援の連鎖を作るまちづくりを目指しています。
その大きな柱として運営している『暮らしのヒトタナ市』は、「棚一つ分くらいの小商い」をコンセプトにした、挑戦応援型のマルシェイベントです。
この記事では、そんな挑戦の場で自分の「好き」を小商いとして形にしてくれた出展者の方々のストーリーを、アフター取材を通してお届けします。
今回は、川棚町在住のからたくさんの木材商品を携えて参加してくださった、「KOTOBUKI」の永田ゆりかさんに、初めての挑戦の様子をお伺いしました。
父の木材を眠らせたくない
Q:商品ラインナップや活動名について教えてください。
「父が残した木材を活かて、スマホスタンドや鍵をかけるフック(キーハンガー)、まな板などの木工小物を出店しました。小商いをやりたいという気持ち以上に、“父が残した材木をどうにかしたい”という想いが一番強かったです。『KOTOBUKI』という出店名も、父が経営していた『寿』という社名からとったものなんですよ」
Q:“父が残したものを眠らせたくない”そう思うほど、素敵なお父様だったんですね。
「約10年ほど前に亡くなった父は、一人親方の大工でした。材木集めが趣味で、いろんな市場を回っては質の良い木を仕入れていたんです。その名残で、父が使っていた倉庫には、保管していた時間をものともしない良い木がたくさん残っています」
「昔は日本建築や日本家具が多くて木材の需要もあったんですけど、今は使う家が減ってしまって。価値がある木でも、市場に出しても高く買い取ってもらえない現実があるんです。眠らせておくのはもったいないけど、父が大切に集めたものをただ売り渡すのも気が引けて。だから、自分がなんとかして活かしたい!という想いがずっとありました」
「いつかやりたい」が動き出した日

Q:その想いを抱えながら、ヒトタナ市に参加するきっかけは何だったのでしょう?
「さかのまち企画の平野さんが開いていた一日カフェに、たまたまお邪魔したのがきっかけでした。そこで小商いの話になって、『実は川棚でこういう挑戦の場があるんです』とヒトタナ市のことを聞きました」
Q:実際に「やってみよう」と思えた理由は?
ヒトタナ市は出展料やサポートなどにおいて初出店のハードルが低くて、環境が整ったことで、背中を押してもらえたような気持ちでした。『いつかやりたい』と周りにずっと話してはいたけれど、実行に移せていなかった私にとって、ここが踏み出す場所かもしれない、と感じたんです」
初めての小商い、でも一人じゃなかった

Q:初めての出店に向けて、準備はどう進めましたか?
「出店の場自体が初めてだったので、一人ですべてをやるのは大変だなと思っていました。職場の方に相談したら、すごく協力的で…。会社の作業場を使わせてもらったり、加工を手伝ってもらったりしながら、父の木材に私のアイデアを重ねていきました」
Q:周りの協力があったからこそ、形になったのですね。
「そうですね。自分でやったと言いつつ、多くの方に支えられて形にできました」
Q:初出店で一番悩んだことは? 「値段を決めることでした。最後まで迷いましたね。結局、『自分だったらこのくらいで買うかな』という感覚を基準に決めましたが、周りからは『この値段は安すぎるよ』と言われることもありました(笑)」
挑戦で得た確かな手ごたえ

Q:初めての出店に向けて、準備はどう進めましたか?
「出店の場自体が初めてだったので、一人ですべてをやるのは大変だなと思っていました。職場の方に相談したら、すごく協力的で…。会社の作業場を使わせてもらったり、加工を手伝ってもらったりしながら、父の木材に私のアイデアを重ねていきました」
Q:周りの協力があったからこそ、形になったのですね。
「そうですね。自分でやったと言いつつ、多くの方に支えられて形にできました」
Q:初出店で一番悩んだことは? 「値段を決めることでした。最後まで迷いましたね。結局、『自分だったらこのくらいで買うかな』という感覚を基準に決めましたが、周りからは『この値段は安すぎるよ』と言われることもありました(笑)」
悩むよりも、まずはやってみる

Q:当日はどんな気持ちで迎えましたか?
「初めてで一人だったので、正直不安でした。夜市ということもあり、少し緊張していましたね」
Q:実際にお客さんの反応はどうでしたか?
「想像以上にお客さんが多くて、ほぼ売り切れました。買ってくださる方がいるという事実が、何より嬉しかったです」
Q:出店してみて、ご自身の気持ちに変化はありましたか?
「思っていたよりハードルは高くなかったです。それ以上に、『やっと動けた』という感覚がすごく大きくて。動かないと何も進まないんだな、と改めて実感しました」
Q:これからも続けていきたいですか?
「はい。木材の活用は、これからも続けていきたいです。今回がようやく一歩目だと思っているので」
父が大切にしてきた木材が、誰かの日常の道具として旅立っていく。
ヒトタナ市で生まれた永田さんの挑戦は、単なる「販売」ではなく、大切なものをつなぐ物語のように感じました。
取材・文 平野 蒼
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こんにちは。さかのまち企画「ヒトタナと暮らし」編集部の平野蒼です。
川棚町で暮らしたい、何かを始めたい──そんな想いのそばに立つ伴走者として。
(一社)さかのまち企画では、移住や小商いの一歩を支える相談窓口を運営しています🏠
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